終活用語集
終活に関連する用語の総合辞典です
終活に関連する、「お墓・墓地・霊園、葬儀、相続・遺言、生前整理、介護、住宅リフォーム、仏壇、シニア保険、シニア旅行」などの用語集です。
普段の生活ではなかなか使うことの少ない、「終活」をおこなう中で使う用語の読み方や意味を分かりやすく解説しております。
あ 行（あーお）
遺影 いえい [ 葬儀 ]
故人を偲ぶために、作られる写真もしくは肖像画のことです。
葬儀の際に祭壇に飾るために作成し、葬儀の後は、自宅の床の間に代々飾られることが多いようです。
家じまい いえじまい [ 終活全般 ]
子供がいなかったり、子供たちがいても独り立ちして自分たち以外に誰も住まなくなった住宅を処分することをいいます。
売却して得られたお金は、老後ための新たな住居や生活のために充てられます。
遺産相続 いさんそうぞく [ 遺言・相続 ]
亡くなった故人（被相続人)が残した財産や権利・義務を、残された相続人 (養子も含まれます)が引き継ぐことです。
相続する遺産の対象は、残っていたプラスの財産とマイナスの財産のすべとなります。
遺産分割協議 いさんぶんかつぎょうぎ [ 遺言・相続 ]
相続人全員が参加して、遺産の分け方を決める話し合いのことです。
遺産分割協議で決まった内容を書面におこしたものが、「遺産分割協議書」と呼ばれるものになります。
遺書 いしょ [ 遺言・相続 ]
亡くなる方が、「死ぬこと」や「亡くなる」ことを前提に考えて、家族や関係者に託すために、自分の気持ちを書き残す文書や手紙のことです。
遺贈 いぞう [ 遺言・相続 ]
「遺贈」とは、被相続人（亡くなる方）が、遺言書を作成し遺言によって、無償で他人（相続人）へ相続財産を与える行為のことを指します。
遺贈には『包括遺贈』と『特定遺贈』、『負担付遺贈』の３種類があります。
一日葬 いちにちそう [ 葬儀 ]
親しい人々だけで集まり、通夜は行わずに告別式とご火葬を一日で行うお葬式のことです。
新しい葬儀スタイルで、通夜を行わない以外は一般的な葬儀の行程と同じです。
一般葬 いっぱんそう [ 葬儀 ]
親族のみなどの身内だけでなく、ご近所の方や故人の会社の関係の方など、さまざまな立場の方を広く呼んで参列していただく一般的な葬儀スタイルのことです。
一般墓 いっぱんぼ [ 墓地・霊園 ]
ご家族や親せきなど「家」単位で利用し、代々引き継いでいく昔からある一般的なお墓のことです。
納骨したら、そのまま半永久的にお墓の中へご遺骨が納められてます。
遺品整理 いひんせいり [ 終活全般 ]
亡くなった故人が残した物品（遺品）を、整理することをいいます。
遺品整理に対し亡くなる前に物品を整理することを「生前整理」といいます。
遺留分 いりゅうぶん [ 遺言・相続 ]
民法で定められている一定の相続人が最低限相続できる財産の取得分（割合）のことです。
この場合の一定の相続人とは、配偶者又は子、直系尊属（父母や祖父母など）に限られます。
永代供養 えいたいくよう [ 墓地・霊園 ]
お墓を管理する人がいない場合、身内などに代わって寺院や霊園などがご遺骨を預かり、長い年月（永代）にわたり供養や管理を行ってくれる供養方法のことです。
永代と言っても永遠という意味ではなく、供養には契約期間（33回忌までが多い）が定められており、期間が過ぎると他のご家族の方と一緒に合祀されます。
永代供養墓 えいたいくようぼ [ 墓地・霊園 ]
お墓を管理する人がいない場合、寺院や霊園が、身内などに代わって墓守(供養・管理)をしてくれるお墓のことです。
一般的に、合同のお墓や同じ納骨堂に納骨されることから、合祀（ごうし）墓・合同墓・集合墓などと呼ばれております。
永代供養料 えいたいくようりょう [ 墓地・霊園 ]
身内などに代わって寺院や霊園などがご遺骨を預かり、永代に渡って供養する永代供養の料金のことです。
最初に永代供養料を支払えば、基本的にその後の管理料などを支払う必要はありません。
永代使用権 えいたいしようけん [ 墓地・霊園 ]
墓地の土地を、永代にわたり使用することを認めた権利のことです。
永代使用権は、あくまでも墓地を使用する権利を取得したもので、墓地の土地の所有権を取得したことにはなりません。
永代使用料 えいたいしようりょう [ 墓地・霊園 ]
お墓の土地にお墓を建てて、永代に渡って墓地を使用するための料金のことです。
墓地の費用は土地を購入してるわけではなく、あくまでも墓地を使用させてもらう権利を購入するための費用です。
エンディングノート えんでぃんぐのーと [ 終活全般 ]
ご自身に万が一のことが起きたときに備えて、事前に家族やまわりの人々に自身の希望や想いを整理し伝えたいことを書き留めておくノートや手紙のことをいいます。
延命治療 えんめいちりょう [ 終活全般 ]
快復の見込みがない死期の迫った終末期の患者に、人工呼吸器や心肺蘇生装置を着けたり、輸血や輸液などによって生命を維持するだけの医療行為をすることです。
