終活用語集
終活に関連する用語の総合辞典です
終活に関連する、「お墓・墓地・霊園、葬儀、相続・遺言、生前整理、介護、住宅リフォーム、仏壇、シニア保険、シニア旅行」などの用語集です。
普段の生活ではなかなか使うことの少ない、「終活」をおこなう中で使う用語の読み方や意味を分かりやすく解説しております。
終活に関連する、「お墓・墓地・霊園、葬儀、相続・遺言、生前整理、介護、住宅リフォーム、仏壇、シニア保険、シニア旅行」などの用語集です。
普段の生活ではなかなか使うことの少ない、「終活」をおこなう中で使う用語の読み方や意味を分かりやすく解説しております。
さ 行(さーそ)
系譜や祭具及び墳墓といった代々受け継がれている「祭祀財産」やご遺骨などの管理を承継し、祖先の祭祀を主宰するべき者のことを意味します。
火葬後のご遺骨をお墓や納骨堂などに納めず、粉末状にして海洋や湖、宇宙や山などに撒く(散骨)ことで故人を供養する、自然葬の一種のことです。
主に民間事業者が運営している、有資格者の相談員などの見守りサービスがついたバリアフリーの賃貸住宅のことで、「サ高住」や「サ付き」とも呼ばれております。
病気になり身体の機能が低下し継続的な診療が必要にもかかわらず、通院が困難な方に対して、病院でなく患者の自宅などを定期的に医師や看護師などが訪問し診療を行うことです。
日本古来から根付いている伝統的な仏教の宗派のことです。
在来仏教と呼ばれる宗派は、現在、13の宗派が存在しております。
配偶者の死後に、役所に「姻族関係終了届」という書類を提出することにより、姻族にあたる義理の両親や義理の兄弟姉妹との縁を一方的に切る手続きのことです。配偶者の親や兄弟など相手の親族の同意などは不要です。
ご遺骨を従来のように墓地などの墓標に埋葬するのでなく、海洋や山林などの自然に還す埋葬法の形です。
死後は自然に還りたいと考える方が増え、需要が高まっている
保険加入が困難になる50歳代以上の人を対象とした保険のことをいいます。
ご自身に万一があった場合の保障や、日常の健康と老後に備えるための保険です。
人間が自らの死を意識して、人生の終末をより良く迎えるために、自ら遺言や遺産相続、葬儀やお墓などを積極的に準備し、最期まで自分らしく人生を送るための活動のことをいいます。
ご家族や親戚、親しい知人などを集め、今までの感謝の気持ちを周囲の人々に伝え、これからも明るく前向きに生きていくことを宣言し人生を再スタートする、人生の節目を祝う入学式や卒業式のようなセレモニーのこと。
自分の死後に必要となる事務的な手続きを、託せる家族がいない場合や、親戚などがいても疎遠になってしまっている場合に、生前にその死後事務の手続きを第三者に委任する契約のことをいいます。
その名の通り、自分だけで遺言書が作成できる最も簡単な方法で、「その全文、日付及び氏名を自書し、これに印を押さなければならない」と、民法968条に規定された遺言方法の一つです。
※2019年1月13日から、「遺言書に添付する『財産目録』を、パソコンなどの自筆(手書き)でないもので作成できる。」こととなりました。
一定の様式で作成された自筆証書遺言の遺言書を、法務局が遺言者等に代わって保管してくれる制度で、2020年7月10日に創設され施行されました。
遺言の遺贈によって遺産を譲り受ける人のことを言います。
受遺者は、特定受遺者と包括受遺者の2つに分類することができます。
自分の他界した後に残された家族(遺族)が困ったり争ったりしないように、生前の元気なうちに財産や住空間、身の回りのものを予め整理することです。
その名の通り、本人が生きているうちに、本人の希望や意思によって執り行われる葬儀のことです。
お世話になった友人や知人などを招待し、感謝の気持ちとお別れを告げるために行われる、生前に行う、本人主催の告別式(お別れの会)のようなものです。
生きているうちに、自分が入る建てるお墓のことです。
中国の風習で「寿陵墓」と呼ばれ、「長寿」や「家内円満」「子孫繁栄」につながり、幸福が訪れるめでたいお墓という意味をもっていると言われております。
葬儀の生前予約とは、お葬式をあげてもらうご本人がまだ元気なうちに、ご本人もしくはご家族が事前に葬儀を予約することを言います。
葬儀を生前予約しておくことで、本人の希望通りの葬儀をすることができ、遺されるご家族の葬儀に関する負担を大幅に軽減することができます。
葬儀が執り行われる場所のことで、斎場、葬式場、葬場、葬祭ホールなど様々な呼び方があります。
単純にご遺骨を送ることだけでなく、供養していただける寺院や霊園へご遺骨をゆうパックなどの配達サービスを利用して送り、立ち会うことなく納骨してもらう新しい供養方法のことを言います。
ある人が死亡したときに、死亡された人が保有していた財産などの様々な権利・義務を、配偶者や子などの親族が財産を引き継ぐことを言います。
相続されるものは、身分相続、祭祀相続、祖名相続などがありますが、その中心は財産相続です。
相続人が遺産の相続を放棄し、相続される人(亡くなった人)から遺産を一切受け取らないという事です。
手続きするためには、家庭裁判所へ「相続放棄する」と申述(申し立て)する必要があります。
自らのタイミングと薬物で死を迎える安楽死と違い、人間が「一個の人格としての尊厳」を保ちつつ、延命治療などせずに死を迎える(させる)ことであり、インフォームド・コンセントのひとつです。