今話題の「墓友」について
墓地・霊園
終活の関連ワードとして、ここ最近よく耳にするのが「墓友(はかとも)」という言葉です。
数年前には、「墓友」をテーマにしたオムニバスドラマ(世にも奇妙な物語)も放送されるなど話題になっています。
今回は、この「墓友」とはどのようなものかについて解説したいと思います。
通常は、一緒のお墓には血縁者や配偶者といったご家族が入りますが、一緒のお墓に入るべき家族がいない人もいます。
また、家族がいても一緒のお墓には入りたくないという人もおります。
「墓友」とは、そんな一緒のお墓に入る親族やご家族がいなかったり、ご家族と一緒のお墓に入りたくない人たちが、血縁関係や婚姻関係にない者同士で「一緒のお墓に入る」と約束するのが友達関係のことを言います。
「墓友」とは、そんな一緒のお墓に入る親族やご家族がいなかったり、ご家族と一緒のお墓に入りたくない人たちが、血縁関係や婚姻関係にない者同士で「一緒のお墓に入る」と約束するのが友達関係のことを言います。
墓友の相手(友達)は、古くから知っている友人や知人というよりは、終活イベントやサークルなどで見つける人が多いようです。
初めから墓友として知り合うのではなく、イベントやサークルなどで仲良くなった人と交流していく中で、自然と墓友の話しになり墓友になったというケースが多いようです。
インターネット上にある、墓友を募集しているWebサイトなどを利用して、墓友と知り合う人々も少なくありません。
インターネット上にある、墓友を募集しているWebサイトなどを利用して、墓友と知り合う人々も少なくありません。
墓友を作ろうとすることで、さまざまなメリットがあります。
例えば、墓友を見つけるためのサークルなどに参加をして交友関係を広げられたり、共に
お墓に入る友人と頻繁に連絡を取り合い親睦を深めたりすることができます。
また、最近では、一人暮らしのお年寄りが多く、自分のお墓について不安を持たれている方がたくさんおられます。
そんな不安を抱えている方にとって、将来同じ墓に入る「墓友」がいることで、来世までの友人ができたという安心感が得られるようです。
そんな不安を抱えている方にとって、将来同じ墓に入る「墓友」がいることで、来世までの友人ができたという安心感が得られるようです。
「墓友」のデメリットと挙げられるのが、「墓友がご遺族(親族)に理解されない」ということです。
お墓はお亡くなりになられた人だけのものではなく、残されたご遺族などにとっても亡くなった人と交流する大切な場所となるため、墓友(他人)と同じお墓(共同墓)に入ることを反対されることがあります。
そうならないためにも、ご家族には、時間をかけて説明したり一緒にお墓を見学しに行ったりするなどして、墓友という考え方を理解してもらうことが必要となってきます。
墓友を探したいと思っている方は、まずは終活のイベントに出かけたりすることから、始めてみてはいかがでしょうか?
今回は、最近マスコミなどでよく耳にする「墓友」についてご紹介させていただきました。
皆さまが終活をすすめる上で、お役立ていただけますと幸いです。