終活に関連する「終活全般、お墓・墓地・霊園、葬儀、相続・遺言、生前整理、仏壇・仏具、介護、住宅リフォーム、保険、旅行ほか」について、知りたいことや疑問に思うことなどを、質問形式で解説します。
「葬儀」のご質問と回答 | 終活に関連することについて質問形式で解説します
終活に関連する「終活全般、お墓・墓地・霊園、葬儀、相続・遺言、生前整理、仏壇・仏具、介護、住宅リフォーム、保険、旅行ほか」について、知りたいことや疑問に思うことなどを、質問形式で解説します。
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自分が亡くなったときの葬式を、自分の希望する内容でして欲しいと思っておりますが、葬儀会社と生前に打合せして決めておくことは可能でしょうか? また、家族に葬儀で迷惑をかけたくないので、生きているうちに葬儀費用なども自分で払っておきたいのですが、それも出来ますでしょうか?
回答:ご自身のお葬式を、生前に葬儀会社などに予約しておくことは可能で、「生前予約」と呼びます。
葬儀を生前予約しておくことで、本人の希望通りの葬儀をすることができますし、遺されるご家族の葬儀に関する負担を大幅に軽減することができます。
また、時間が限られているわけではないので、葬儀の内容や費用面などじっくり検討することが可能となります。
なお、生前予約で実際に申込や支払い等の契約まですることを「生前契約」といいます。
葬儀の生前予約で決めておきたい葬儀の内容は、ご希望の斎場や葬儀の規模(人数)、祭壇の種類、会葬御礼・返礼品などの葬儀プランについてです。
「葬儀にはこの花を飾って欲しい」や「BGMはこの音楽にして欲しい」など、詳細な希望についてお願いしておくことも可能です。
葬儀の内容が決まったら、葬儀会社からお見積もりを提示してもらいます。
葬儀の内容や費用が決まりましたら、生前予約の契約(生前契約といいます)をおこないます。
葬儀会社によって異なりますが、基本的には、葬儀の内容を決めその支払い方法を指定するというのが主な契約内容になります。
生前に葬儀費用をお支払いしたい場合は、「直接、葬儀会社に前払いする」か「信託会社へ費用を預け、葬儀後にそちらから精算する」の2つの支払い方法になるのが一般的ですが、生前契約時に料金を前払いする場合は、葬儀会社の倒産などのリスクがありますので、葬儀費用は、出来れば信託会社を利用して支払いをするのが安心です。
なお、葬儀の生前契約される場合は、その事実をご遺族が知らずに他の葬儀社に葬儀を依頼して行った場合、生前予約(契約)は全く意味のないものとなってしまいますので、葬儀の生前予約(契約)について、事前に家族に契約内容を知らせておくことが大切です。