一般葬

一般葬

一般葬とは、親族のみなどの身内だけでなく、ご近所の方や故人の会社の関係の方など、さまざまな立場の方を広く呼んで参列していただく一般的な葬儀スタイルのことです。

人との付き合いが多い方や、社会的な人間関係を重視したい方などに向いている葬式スタイルと言えます。

一般葬の場合、お近所の方や会社関係の方、学校の関係者やサークルの仲間など、幅広く故人にご縁があった人たちを呼びますので、参列者の人数が100名を超えるような大規模な葬式になることがあります。

一般葬の費用については、参列者が多いため式場も大きめのところを準備する必要があるため、予算もそれなりに用意しておくことが必要となります。

一般葬の流れ

1、通夜
参列者を招きご遺族と故人を偲びながら会食をして、別れの時間(1〜2時間程度)をともに過ごします。
2、葬儀式、
通夜が行われた翌日に、故人を偲ぶために宗教儀礼にを行います。
3、告別式
ご遺族や参列者が、故人に別れを告げるために(社会的)儀式を行います。
4、出棺式・火葬
故人の柩を火葬場へと運ぶために出棺式を行い、火葬場にて納めの式で最期のお別れをした後、火葬となります。

一般葬のメリット

「古来からの習慣やしきたりを大切した葬式ができる」
最近、古来からの儀式の一部を略したりするような形式の葬儀も多く行われておりますが、一般葬の場合は、古来からの伝統的なしきたりに則った葬儀を行うことができます。
「故人と縁のあった人々に幅広く参列してもらえる」
年々、葬儀の簡略や縮小化が進むとともに、参列者を限定させる傾向にあるため、葬儀に参列できなかった人は、日を改めて、後日故人の自宅へ弔問に訪れなければなりません。

一般葬の場合には、大き目の式場を準備するため、幅広く故人にご縁があった方を呼ぶことができますので、みんなで故人のお見送りを行うことができます。

一般葬は、最近需要の多い小規模な葬儀と異なり、参列者の人数はそれなりに多くなってしまいますが、新しいスタイルの小規模な葬儀にはない、安心感と満足感ががある葬儀スタイルと言えます。