永代使用料と永代供養料の違いについて
墓地・霊園
前回、「永代使用」と「永代供養」の違いについてご説明しましたので、次は「永代使用料」と「永代供養料」の違いについて解説したいと思います。
「永代使用料」とは、その墓所(お墓の土地・場所)を永代に渡り使用し続けるための権利料のことです。
「お墓を買った⇒その墓所は自分のもの」とお考えの方も多いと思いますが、墓所はあくまでも寺院や霊園の所有であり、永代使用料を支払うことでその墓所を使う権利を所得します。
また、永代使用料とは別に、墓地・霊園全体の維持管理に使われる管理料の支払いも必要で、この管理料を納め続けることで、永代にわたり墓所を使用することができます。
逆に、この管理料の支払いが滞ると、永代使用権自体を失うことになりますので、注意が必要です。
逆に、この管理料の支払いが滞ると、永代使用権自体を失うことになりますので、注意が必要です。
次に、「永代供養料」とは、寺院や霊園がそこに埋葬又は納骨したご遺骨を預かりし、永代に渡ってご供養・管理する費用のことです。
最初から合祀するケースと、最初は個別のお墓に埋葬され、一定期間(17回忌までや33回忌までなど)が過ぎると合祀されるケースがあり、条件等によって料金は様々です。
永代供養の場合、初回に永代供養料を支払えば、以降は年間費用がかからないことが一般的です。
しかし、お墓の生前契約(予約)の場合、契約者や納骨予定者が生存している時は、墓所のスペースを確保するために、年会費や維持費などを負担することが多いようですが、金額は数千円くらいと少額となっているのがほとんどです。
しかし、お墓の生前契約(予約)の場合、契約者や納骨予定者が生存している時は、墓所のスペースを確保するために、年会費や維持費などを負担することが多いようですが、金額は数千円くらいと少額となっているのがほとんどです。
支払方法は、数年分まとめてや毎年お支払いするなど、寺院・霊園ごとに異なるようです。
今回は、お墓の「永代使用料と永代供養料の違い」についてご紹介させていただきました。
終活のすすめが皆さまの終活にお役立ていただけると幸いです。
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