納骨堂のさまざまなタイプについて
その3「機械(自動搬送)式の納骨堂」
墓地・霊園
「機械(自動搬送)式の納骨堂」とは、納骨室から参拝スペースまで、故人のご遺骨や遺影などを自動的に運んでくるシステムを導入した、最新式の納骨堂のことです。
通常は、ご遺骨や遺影などが収納された厨子などの収蔵庫は、地下などある納骨室に保管されており、登録してあるカードやタッチパネルなどを使用して呼び出すと、ご遺骨や遺影が保管場所から合同参拝所や参拝スペースに自動的に搬送・移動され、直接お参りすることができるシステムです。
納骨スペースが小さくスペースを有効に活用できるため、ご遺骨の収納数が数百~数万と多くのご安置が可能であるため外観や設備が充実している施設が多く、ホテルのロビーのような雰囲気の施設も見受けられます。
施設によっては、タッチパネルの機能で、お参りの際に故人のメッセージが聞けたり思い出の写真が見れたりと、従来のお墓参りにはなかったサービスもあるようです。
納骨堂の施設にはお花や線香などを用意しているところが多く、手ぶらで気軽にお参りできます。
一般的に、ご遺骨の承継者が不在となった場合は、納骨堂を運営している寺院などがご遺族に代わり永代供養してくれます。
機械式納骨堂のメリットとしては、アクセス便利なところが多いので、好きな時にいつでもお参りできます。
基本的に室内なので、お参りに行くときの天気心配がいりません。
基本的に室内なので、お参りに行くときの天気心配がいりません。
また、施設の清掃や管理は全て管理者がおこなってくれるので、お墓の管理や掃除などのお手入れの必要がございません。
カードキーによる入館制限など、セキュリティが高くいところも人気の理由の一つです。
墓石が無く収納数が多いので、通常のお墓と比べて費用が安いところが最大の魅力ではないでしょうか。
デメリットとして挙げられるのが、施設によって参拝できる時間が定められているところでしょうか。
あと、一般的に機械式納骨堂はビルの中にあるため、建物自体に耐久年数あるために将来的に不安があるところです。
メリットとしてカードキーによるセキュリティの高さを上げましたが、逆にセキュリティが高いがゆえに、誰でが気軽にお参りに行けないという面もあります。
あと、一般的に機械式納骨堂はビルの中にあるため、建物自体に耐久年数あるために将来的に不安があるところです。
メリットとしてカードキーによるセキュリティの高さを上げましたが、逆にセキュリティが高いがゆえに、誰でが気軽にお参りに行けないという面もあります。
最近、交通の便の良さや比較的安い費用で購入できることから需要が伸びている機械式の納骨堂ですが、施設によって設備やサービスは様々なようです。
お時間のある時にでも、一度、ご見学などしてみてはいかがでしょうか?
今回は、「納骨堂」の様々なタイプの中でも、最新鋭の「機械(自動搬送)式納骨堂」についてご紹介させていただきました。
皆さまの終活にお役立ていただけると幸いです。