納骨堂のさまざまなタイプについて
その1「仏壇式納骨堂」
墓地・霊園
都心部の墓不足の救世主として、今話題の新しいお墓のスタイル「納骨堂」。
皆さまも、一度はテレビなどでご覧になったことがあるかと思います。
そんな納骨堂には色んな形式があり、そのスタイルは多種多様となっております。
そこで、様々なタイプがある納骨堂の形式や特長、費用などについて詳しくご紹介いたします。
納骨堂とは、個人のみや夫婦一緒になど、様々な単位でご遺骨が収蔵できる屋内の施設のことをいいます。
納骨堂には様々な種類がありますが、基本的にどのタイプの納骨堂も永代供養の墓なので、施設の管理者がご家族に代わって永代に渡り供養してくれますので安心です。
供養の方法は、納骨から一定の期間(33回忌までというところが多い)までは個別でご納骨され、期間が過ぎるとご遺骨を取り出し合祀墓に移されるタイプの納骨堂がほとんどですが、「合祀型納骨堂」のように最初から他の方と一緒に合祀される納骨堂もあります。
供養の方法は、納骨から一定の期間(33回忌までというところが多い)までは個別でご納骨され、期間が過ぎるとご遺骨を取り出し合祀墓に移されるタイプの納骨堂がほとんどですが、「合祀型納骨堂」のように最初から他の方と一緒に合祀される納骨堂もあります。
しかし、共通して言えることは、どのタイプの納骨堂でも、最終的にはご遺骨は個別のスペースから取り出され他の方のご遺骨と一緒に合葬されますので、将来的にご遺骨の移動をお考えの方は注意が必要です。
納骨堂の種類は、主に「仏壇式納骨堂」「ロッカー式納骨堂」「機械(自動搬送)式納骨堂」「位牌式納骨堂」「合葬式納骨堂」「墓石式納骨堂」の6種類になります。
まず初めに、「仏壇式の納骨堂」について解説いたします。
仏壇式の納骨堂とは、仏壇が並んだスタイルの納骨堂のことです。
上段に位牌やお供えのものを置くことができる仏壇があり、下段にご遺骨を安置するスペースがあります。
上段の仏壇スペースの利用に制約はなく、遺影や故人が好きだったお花を飾ったりなど、基本的に自由に使えます。
下段の納骨スペースは複数の骨壺を安置することができるので、一般のお墓のように家族代々のお墓として利用できます。
上段に位牌やお供えのものを置くことができる仏壇があり、下段にご遺骨を安置するスペースがあります。
上段の仏壇スペースの利用に制約はなく、遺影や故人が好きだったお花を飾ったりなど、基本的に自由に使えます。
下段の納骨スペースは複数の骨壺を安置することができるので、一般のお墓のように家族代々のお墓として利用できます。
仏壇式納骨堂は、一区画50万円からとなっておりますが、複数人分ご納骨されるケースが多いようです。
費用としては、個人単位では50万円~、家族単位では約100万円以上が相場となっております。
仏壇式納骨堂のメリットは、個別の仏壇があるため、遺影やお花などを飾るなど利便性が高いということと、ご遺骨を収納するスペースが広く一般のお墓と同様に代々に渡って利用することができるというところです。
仏壇式納骨堂のデメリットは、スペースが広いため、費用が他の種類の納骨堂と比べて高いというところではないでしょうか。
今回は、最近人気のお墓「納骨堂」の様々なタイプの中から「仏壇式納骨堂」についてご紹介させていただきました。
皆さまの終活にお役立ていただけると幸いです。
次回は、ロッカー式納骨堂について、解説したいと思います。