納骨堂タイプ別のメリット・デメリットについて
墓地・霊園
最近、都市部などでご家族の代わりに永代に渡りお墓やお骨の供養や管理して貰える永代供養の「納骨堂」の需要が急速に増えております。
納骨堂のタイプは、大きく分けると「仏壇式」「ロッカー式」「機械(自動)式」「墓石式」「位牌式」「合葬式」の6種類になります。
今回は、6種類ある納骨堂をタイプ別に分けて、メリットとデメリットをご紹介させていただきます。
「仏壇式の納骨堂」
仏壇が並んだスタイルの納骨堂のことで、上段に位牌やお供えのものを置くことができる仏壇があり、下段にご遺骨を安置するスペースがあります。
複数の骨壺を安置することができるので、一般のお墓のように家族代々のお墓として利用できます。
仏壇が並んだスタイルの納骨堂のことで、上段に位牌やお供えのものを置くことができる仏壇があり、下段にご遺骨を安置するスペースがあります。
複数の骨壺を安置することができるので、一般のお墓のように家族代々のお墓として利用できます。
仏壇式納骨堂のメリット
・個別の仏壇になっているので、自由に使える空間が多く、遺影やお花などを飾るなど利便性が高いです。
・ご遺骨を収納するスペースが広いので、一般のお墓と同じように家族代々にわたりお墓として利用できます。
・個別の仏壇になっているので、自由に使える空間が多く、遺影やお花などを飾るなど利便性が高いです。
・ご遺骨を収納するスペースが広いので、一般のお墓と同じように家族代々にわたりお墓として利用できます。
仏壇式納骨堂のデメリット
・利用できるスペースが広いということもあり、費用が他の種類の納骨堂と比べて高いです。
・利用できるスペースが広いということもあり、費用が他の種類の納骨堂と比べて高いです。
「ロッカー式の納骨堂」
集合している同じ大きさのお壇に、ご遺骨を安置するタイプの納骨堂のことです。
ご骨壷はロッカーのような棚に収蔵してあり、お参りする際は、ご遺骨を個別に出してもらう場合と、参拝用の御本尊にてお参りするケースなど、様々な参拝の方法があるようです。
集合している同じ大きさのお壇に、ご遺骨を安置するタイプの納骨堂のことです。
ご骨壷はロッカーのような棚に収蔵してあり、お参りする際は、ご遺骨を個別に出してもらう場合と、参拝用の御本尊にてお参りするケースなど、様々な参拝の方法があるようです。
ロッカー式納骨堂のメリット
・故人は個別でのご安置なので、故人が身近に感じられるところです。
・納骨堂のなかでも、費用面は比較的安いのが魅力です。
ロッカー式納骨堂のデメリット
・形状が街や駅などで見かけるロッカーのようなデザインが多いので、そのイメージと重なってしまいます。
・お供え物などを置くスペースがないので、不便を感じる方も多いようです。
・形状が街や駅などで見かけるロッカーのようなデザインが多いので、そのイメージと重なってしまいます。
・お供え物などを置くスペースがないので、不便を感じる方も多いようです。
「機械(自動)式の納骨堂」
カードやタッチパネルなどを使用して呼び出すことで、納骨室に保管してある故人のご遺骨や遺影などを参拝スペースまで自動的に運んでくる、最新式の納骨堂のことです。
ご遺骨の収納数が数百~数万と多くのご安置が可能であるため、綺麗で設備が充実している施設が多く見受けられます。
機械式納骨堂のメリット
・アクセス便利なところが多く基本的に室内なので、天気を気にする必要がなく好きな時にいつでもお参りできます。
・ホテルのロビーのような雰囲気の綺麗な施設が多いです。
・収納数が多いので、通常のお墓と比べると比較的費用が安いです。
・収納数が多いので、通常のお墓と比べると比較的費用が安いです。
機械式納骨堂のデメリット
・施設によっては、参拝できる日や時間が定められております。
・ビルの中にあるため、建物自体に耐久年数があり将来的に不安があるところです。
「墓石式の納骨堂」
施設の室内墓地に、一般の墓地と同じように並べたお墓(墓石)にご遺骨を安置する納骨堂のことをいいます。
室内に墓石を並べるため「室内墓地」と呼ばれることもあります。
墓石式納骨堂では、一般のお墓と同じ様にお墓に水をかけたり花や線香を供えることもできます。
施設の室内墓地に、一般の墓地と同じように並べたお墓(墓石)にご遺骨を安置する納骨堂のことをいいます。
室内に墓石を並べるため「室内墓地」と呼ばれることもあります。
墓石式納骨堂では、一般のお墓と同じ様にお墓に水をかけたり花や線香を供えることもできます。
墓石式納骨堂のメリット
・お参りする自分の家の墓石があり、墓前に水やお花、線香などを供えることができるので、普通のお墓参りの雰囲気が味わえます。
・普通のお墓と同じように、ご家族やご先祖や親せきなど一族のご遺骨を納めることが可能です。
・お参りする自分の家の墓石があり、墓前に水やお花、線香などを供えることができるので、普通のお墓参りの雰囲気が味わえます。
・普通のお墓と同じように、ご家族やご先祖や親せきなど一族のご遺骨を納めることが可能です。
墓石式納骨堂デメリット
・普通のお墓のように墓石があるため、他の納骨堂と比べると価格が高いです。
・普通のお墓のように墓石があるため、他の納骨堂と比べると価格が高いです。
「位牌式の納骨堂」
お内仏様の周りに位牌を立てかける形式の納骨堂です。
ロッカー式と似ていますが、違うところは、ご遺骨は別の場所に安置されているというところで、お墓というより家のお仏壇に近い雰囲気です。
お内仏様の周りに位牌を立てかける形式の納骨堂です。
ロッカー式と似ていますが、違うところは、ご遺骨は別の場所に安置されているというところで、お墓というより家のお仏壇に近い雰囲気です。
位牌式納骨堂のメリット
・個別のスペースに安置が可能なことと、他の納骨堂に比べ費用が安いです。
・個別のスペースに安置が可能なことと、他の納骨堂に比べ費用が安いです。
位牌式納骨堂のデメリット
・骨壺が他の場所に他の方と一緒に安置されているため、「故人と向き合えない」と違和感を覚える方がおられます。
・骨壺が他の場所に他の方と一緒に安置されているため、「故人と向き合えない」と違和感を覚える方がおられます。
「合葬(合祀)式の納骨堂」
永代供養塔の地下などにあるカロート(ご遺骨を納める所)に他の故人のご遺骨と一緒に合祀するタイプの納骨堂のことです。
施設によっては、最初のうちはご遺骨は合祀されず個別に安置され、一定の期間が過ぎると合祀される場合もあります。
永代供養塔の地下などにあるカロート(ご遺骨を納める所)に他の故人のご遺骨と一緒に合祀するタイプの納骨堂のことです。
施設によっては、最初のうちはご遺骨は合祀されず個別に安置され、一定の期間が過ぎると合祀される場合もあります。
合葬(合祀)式納骨堂のメリット
・他の納骨堂に比べて費用が安く済みます。
・他の納骨堂に比べて費用が安く済みます。
合葬(合祀)式納骨堂のデメリット
・一定期間が過ぎた後は、他の方のご遺骨と一緒に合祀されるため、ご遺骨を後から引き取ったり、移動(改葬)することができなくなります。
・一定期間が過ぎた後は、他の方のご遺骨と一緒に合祀されるため、ご遺骨を後から引き取ったり、移動(改葬)することができなくなります。
それぞれの納骨堂はタイプにより内容や条件が異なりますので、資料やパンフレットを請求し実際に現地に出向き見学などして、ご自身の足と目で確認することが大切です。
今回は、非常に簡単ではありますが、納骨堂のタイプ別にメリットとデメリットについてご紹介させていただきました。
終活の一環としてお墓選びをされる方で、納骨堂をお考えの方にご参考にしていただけると幸いです。
終活の一環としてお墓選びをされる方で、納骨堂をお考えの方にご参考にしていただけると幸いです。